2016年。
ちょっと前に話題になった一作です。
自分の中に固定化されたゴジラ像というものがなかったため普通に楽しめました。
それにしてもあっという間の2時間でした。
全編に渡り作戦司令部の会議とかなんですけど緊迫感があります。それはおそらく役者たちが妙に早口だからなんじゃないかと思います。
エヴァンゲリオンで聞いたBGMも多用されてました。そういえばエヴァの作戦司令部っぽい感じです。いまいち入ってこない理系の単語の羅列もエヴァのよーわからん専門用語の羅列に似ています。なんかよくわからないけど喋っている役者は専門的、知的に見えます。
鼻についたのは石原さとみの演技です。まぁいいでしょう。こういうわかりやすいキャラも必要です。英語の発音にさほど違和感は感じませんでした。竹野内豊も。
主人公の長谷川さんはスラッとした長身で姿勢もよく普通にかっこよかったです。
CGは微妙でした。日本の映画にしてはがんばってるんじゃないかと。
銀座とか新橋とか複数の日本の見慣れた地域が壊滅するCGは外国の映画じゃまずないと思いますのでそこも注目です。
ゴジラの動きについては多少ご都合主義を感じました。首都圏なのはいいとして作戦に都合の良い動きをしてるなと思っちゃいました。電車爆弾の線路上に都合よくいて最終作戦は多少トラブルはありましたが計画通り。でもいいでしょう。こんなもんでしょう。結構ワクワクできました。
それにしてもリアル日本でこんなゴジラが出たらこんなにテキパキ動けず関東が壊滅しそうですね。
役者の早口や複雑で専門的な作戦会議がこちらの理解がおぼつかないまま進行していくのでとてもスピーディー。ですが頭はショート寸前で見終わった後に頭が痛くなってしまいました。
でもなかなかよかったんじゃないかと思います。
