2015年。
MCU作品(フェーズ2)。
アベンジャーズ第2弾。
スタークがロキの杖をいじっていたらウルトロンなるものが生まれて人類を滅ぼそうとし、その野望を阻止するため市民を守るためヒーローたちが再び一同に介し戦うという物語です。
操られたハルクと対ハルク仕様の特注アイアンマンのバトルがまずいいですね。アイアンマンをザクみたいにぶっとくしないと対応しきれないくらい素のハルクが強すぎるということなんでしょうね。しかしバトル中に建設中のでっかいビル丸々一棟破壊しちゃったんで何気に周囲に被害が出るんじゃないかと。
その後ウルトロンの本音をサイコメトリーした双子の片割れのサイキック女がそれを兄にも伝え謀反。結果的にアベンジャーズの仲間入り。
そしてスタークといつも一緒にいたAIが進化。人型に。
さらにクライマックスでは街が空中に浮かんじゃいます。これが落ちたら下にものすごい被害が出るし、上は上でそこにも市民が。ニックの協力もあり避難しつつウルトロン部隊の攻撃を迎え撃つヒーローたちがかっこいいです。兄が身を挺してホークアイを救って犠牲になったりします。そんなかんなでウルトロン撃破。最後には双子の妹が仲間に。そして宇宙大王サノスが動く・・・という感じで終わります。
感想としては中盤にやや中だるみを感じたもののクライマックスでの敵味方入り乱れての攻防は相変わらず迫力があり新しい事実も明らかになったりして面白いです。ただアベンジャーズの時で体感している興奮のため2度目の今回は最初のアベよりもいささか冷静な自分がいたりしたりも。
そのためか興奮の裏に隠されていた粗に目がいってしまうことも。展開がやや雑だったり、キャラの行動の唐突さとかキャラの描き方がお粗末に感じることがあったり、ヒーロー入り乱れての総力戦のシーンもキャラ数が若干増えて敵の数も半端ないためごちゃつき度がすごいことになっているというのも気になりました。それにウルトロンもつなぎとか中ボスというような前座感が正直あります。暴走する人工知能というネタも何番煎じというものですし。
でもそうは言っても面白いですし、伏線的にも最後まで見るなら通らないわけにはいかない作品でもあります。
予想は越えてきませんでしたが安定感はあります。