2016年。
実話ベース。
エドワード・スノーデンの伝記映画みたいなものです。描いているのは10年くらいのことですが。
機密情報を持ち出した後、弱小メディアのインタビューを受けるシーンが最初にあって、そこから機密情報を持ち出すに至るまでを描いて終盤にその結果が・・・という流れです。
スノーデンという名前は聞いたことがあります。特に調べようと思ったことはありません。そのためなのか、スノーデンという人はなんか悪いやつというイメージがありました(そういう報じられ方をされていたような気がします)。なのでこの映画ではスノーデンのことを基本的にいい人として描いているので、え?悪いやつじゃなかったの!?という驚きが正直ありました。これもメディアの印象操作の一つなんでしょうね。
映画の内容は割と地味めな感じですが、普通に面白いです。めちゃくちゃ面白いというよりかはそこそこ面白いのが淡々と続いていくという感じで飽きずに最後まで見られました。
最後のルービックキューブのところが見どころです。
自分の中の固定された何かをいろんな意味で解きほぐしてくれたので、なかなかの良作なんじゃないかと思いました。