映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】21ブリッジ(2019)

2019年。

チャドウィック・ボーズマン主演。

MCUブラックパンサーを演じていた人ですね。

 

王道の警察もの。硬派系。

日本の某映画ではレインボーブリッジでしたが、今作ではマンハッタン島を封鎖するというのが目玉のようです。タイトルの21ブリッジというのはマンハッタン島にかかる21の橋のことでこれを封鎖するというイベントが前半にあります。

 

ストーリーはメインミッションがまずあって、その背後にいる黒幕と最後に対決するという感じでシンプルです。おおよそのストーリー展開も黒幕も見ているうちにわかるくらいで隠す気すら感じられませんが、脚本自体は堅実でガタガタしてないので安心感はあります。

その安心感を作り出すアクション、演出、カメラワークのレベルの高さに感心。特にアクションが良く、主人公が黒人犯人を追いかけるシーンのカメラワークが印象に残りました。

ラスボスとの対決で見えない壁越しに互いに銃弾を連射して(貫通)、剣道の「胴」みたいな感じで決着をつけるシーンはちょっと新鮮でした。

 

最後は哀愁漂うハードボイルドチックな終わり方でかっこいいです。

 

チャドウィックさん良かったし、まだまだこれからという俳優さんなのでお亡くなりになったのはとても残念ですね。