【映画感想】目撃(1997)
1997年。
老齢の泥棒主人公が大統領の最大の後援者の自宅に家宅侵入。金品を盗んでいる最中に偶然大統領と後援者夫人の不倫現場を目撃することに。
大統領のあまりのサドっぷりに不倫相手はブチギレ。大統領もヤバいやつなんで首を締め出します。そして不倫相手がナイフで反撃して大統領は殺されそうになります。そこにシークレットサービスが駆け込み不倫相手を銃殺。
さてどうなるか?という感じです。
設定とか現実味がややガバガバな気がしますが及第点といったところです。先が気になるとかはあまりありませんし、中だるみも感じますが終わってみれば割とまとまって、娘との仲も割とよくなり、根は良さそうな刑事との恋の予感を感じさせる終わりだったりと体裁は整えられていました。
ただ、大統領の裏の顔が悪魔すぎるのと彼の命令で人殺しにまで手を染めるシークレットサービスの人たちに関しては現実味が乏しくなんだかなーと。
そこまで酷くはないけど、観て損かどうかのラインは微妙というなんとも言えない映画でした。