2009年。
レネー・ゼルウィガー主演。
エスターっぽいホラー映画。
主人公は児童福祉課の担当者。
ちょっと普通じゃない両親に虐待疑惑があり、調査に乗り出す主人公。
両親は明らかに変です。
でも調査をのらりくらりと回避。
どうしても少女を救いたい主人公はやきもきします。
そんなおり、少女から電話があり、今にも両親に殺されそうだと言います。
急いで現場に急行する主人公。
今にもオーブンで焼き殺されそうになっている少女を友人の警察官とともに現場に突入し意外にも早く事態が解決します。
しかし、その事件解決はその後の地獄のような日々の始まりにすぎなかった・・・という感じの導入です。
悪魔のような少女を題材にしたホラー映画ということでエスターに似たようなものを感じます。
こちらの少女は割と直球で、エスターのように主人公の恋人を寝取ろうみたいな性的なことはせずにさっさと殺しにかかります。
ブラッドリー・クーパーが死ぬほど多いハエに襲われて死にゆく姿は印象的で心に残りました。
最後の展開はよくある感じです。
結局最後まで少女が一体何者だったのかは明かされません。
劇中では幻覚を見せるような能力の使い手だという描写はありましたが、主人公自体が最後はおぞましい悪霊のような姿を覗かさたりするものの、これです!というかっちりとした正体は明かされません。
またその幻覚能力にしても、物理的にドアが壊れたりしていた気がしますし、かっちり幻覚なのかどうかもよくわかりません。
ただ、落下したエレベーターが無事だったり、ゾンビに追われて回送のバスに避難するところでも運転手には何も見えていなかったので多分幻覚だったのかなぁとは思いますけど。
でもまぁ、要所要所で普通にびっくりできましたし、なんやかんやで悪くはなかったかなぁと思いました。