【映画感想】アラジン (2019)
2019年公開。アラジンの実写版。
ウィル・スミス主演。
私はアラジンのアニメは見たことがありません。ゲームはゲームセンターCXかなにかで見た覚えがあります。
この映画を見てまず思ったのがジャスミン役(ナオミ・スコット)がどことなく広瀬アリスに似ているということです。造形的には広瀬アリス以上に美人だ思いますけど。
最初のパルクールさながらのアクションシーン~城内~洞窟という流れですけど、マグマが出てくるシーンでアラジンのゲームにこんなステージあったなと思いました。
ジーニーとアラジンの最初のダンスはなかなかによく出来ていますね。気になってアニメ版も見てみましたがアニメ版も相当にすばらいいですね。実写版は想像の範囲内ですがアニメ版は表現の幅が想像を超えてきていてすごいなと思いました。また実写版は背景を手抜きできないからスタッフはよく頑張っていたと思います。
ジーニーが出てきてからはコメディ要素が出てきて一段と面白くなりますね。
二人で魔法の絨毯に乗ってア・ホールニューワールドが流れるシーンはやっぱ暗いですね。実写だとどうしてもこうなってしまうですね。
吹替版で見たんですけど、アラジン役の人と比べてジャスミン役の人がやたら歌がうまくて落差が少し気になりました。
後半でアラジンが保身のためにだんだん変わっていってしまうシーンのジーニーの者悲しげな儚げな目が印象に残っています。
ジャファーが魔法のランプを手に入れてから国王や魔法使いになった際にジャスミンが捕まったシーンでいきなりジャスミンが歌い出すんですけどその時に兵士がいきなり消えた演出をみてほえ?と思いましたが想像の演出ということでいいんでしょうかね。
クライマックスのランプを巡る攻防戦のアクションも良かったです。
ジャファーが宇宙一のパワーを持つ者=ランプの魔人というからくりには最初気づきませんでしたがなるほどと思いました。あのランプはジーニーの手によってどこかに投げ飛ばされましたが誰かがこすったらジャファーが出てくるんですかね。
ラストの願いからの流れは感動。そして冒頭につながるわけですがジーニー良かったなぁと思います。
アニメ版は有名なシーンの部分は見たことありましたが通しでみたことはなくストーリーも知らなかったので比較なしにこの実写版は楽しめました。
スタッフロールのラップアレンジもかっこいい。