【映画感想】エイリアン2 (1986)
1986年公開。
とてもよかったです。
57年間宇宙をさまよっていた女性が主人公で、その間に当時11歳だった娘が亡くなってしまい娘を失ってしまいます。
舞台はテラフォーミング(人が住める惑星に改造すること)された惑星でエイリアンにより人々が絶滅してしまいます。唯一の生き残りの女の子がキーマンになります。
登場人物もキャラが濃く、かっこよく散っていく人ばかりです。思わず姉御と呼びたくなる女性兵士が印象に残りました。
クルーの中には主人公と女の子を平然と見捨てる清々しいドクズも乗っていてこちらも悪い意味で印象に残りました。
ラスボスのモチーフが女王蜂でラストバトルが母VS母という構図になるのもいい。
そして緊迫感あふれるクイーンに追跡されながらも脱出するシーン。
その後、本当のラストバトルがあり、序盤に出てきたガンダムチックなマシンで登場するシーンはキターとなりました。
最後に今まで主人公のことを名前で呼んでいた女の子が「ママ」と言って終わる。
後味のいいラストです。
見てもいないのにそこらのB級のイメージがありましたが、このエイリアン2はそんなことはなく楽しめました。特に後半は見どころ満載でした。