【映画感想】君に届け(2010)
2010年。
人気コミックの映画化作品。
当方、原作、アニメは見ています。
貞子みたいな感じのおとなしめの心優しい女子高生が主人公。その姿から誤解され近寄られない学生生活を過ごしてきました。でも高校になり転機が訪れるという導入です。
感想としてはう~んまぁこんなとこかなといったところです。
ストーリーは原作でも人気のエピソード(ちづとあやねと親友になるトイレの話とかクルミとのやりとり、大晦日とか)をダイジェスト的な感じに詰め込んでいます。
映画だからこうなるんだろうというのはわかりつつもクルミの改心の早さ、風早の告白の早さにスピード感を感じました。
キャストではサワコ役の多部ちゃんは良かったです。容姿も声もあってる(声はアニメでサワコを演じた能登さんに似てる)。
風早の三浦春馬はまぁこれはこれでいいですけど原作のイメージではなかったです。無駄に色気がありすぎて。
ちづとあやねはデコボココンビなんですがのっぽのちづのほうが身長が低くてあれ?と思いましたが蓮佛の演技には好感が持てました。あやねの夏菜は微妙。龍役も微妙。クルミの桐谷美玲は割と良かったです。
教師ピンの井浦新は意外。井浦新はおとなしめなイメージがあったので。
原作を知ってる人も知らない人もそれなりに楽しめる構成になっているんではないでしょうか。