【映画感想】ドクター・ドリトル(2020)
2020年。
ロバート・ダウニー・ジュニア主演。
動物と話せるお医者さんの話です。
以前奥さんと一緒でしたけどお亡くなりになって世捨て人になっちゃったドリトル先生。
そこに女王陛下が得体の知れない病気にかかっているという一報が。動物保護区は女王様が与えてくれたため女王に死なれると困っちゃう。
ドリトル先生は立ち上がり女王の元へ。そしてベラドンナの毒で苦しんでいることを@突き止め唯一の特効薬を見つけるため動物たちと助手の少年と共に海の大冒険に出かける・・・という流れです。
感想はTHE普通のファミリー向け映画ですね。
要するに宝探し。ライバルもいて競争になり攻撃されては動物たちの協力を得て回避、伝説の特効薬の果実の場所を指し示した海図は海賊のアジトにあり、海賊とひと悶着。ボスの娘がダウニーの嫁で娘を死なせたダウニーを恨んでいたけど会話を柱の影で聞いていてダウニーの娘に対する深い愛情を知り許してライバルに壊された船の代わりの船を提供する・・・と言ったようなもうTHEテンプレというエピソードも。
クライマックス、ついに伝説の果実の眠る洞窟にやってきた御一行は海図を前のエピソードで取られていて先回りされていたライバルの手下に囲まれてさぁ大変。そこにこの島に眠るドラゴンが。これまでバトルはありつつも血は出ず人死には出てませんでしたが、オブラートに包まれてますがドラゴンにライバルの手下が食べられちゃうシーンがありました。でもそれがこの映画におけるバイオレンスの極地というくらいまろやかなバトルなのでお子様といっしょに楽しんでもらうために作られた映画なんだなぁというのが伝わってきます。その後ドラゴンが思わぬことになっていてそれをドリトル先生が・・・という流れです。
最後は毒を盛った犯人もわかり、爽快感あふれる王道エンド。実にファミリー向けです。
動物、景色のCGはとても美麗で景色や動物の動きを見ているだけで癒やされます。テクノロジーの進化万歳です。
凝った設定、練られたストーリーはなくテンプレに沿った優しいアドベンチャームービー、それがドクター・ドリトル(ダウニー版)です。