映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】マトリックス リローデッド(2003)

2003年。

キアヌ・リーヴス主演。

マトリックス第2弾。

 

基本的には前作マトリックスと同じようなことをやっています。

エージェント・スミスは実は生きていて(プログラム削除から逃れた)コピーで自分を増やしたりしてしつこくネオを襲ってきます。

 

今回はなんかワンシーンワンシーンが長いなと思いました。序盤のみんなでワイワイ盛り上がってるシーンとネオとトリニティのラブシーンからしてそんな尺割いて大丈夫か?なんてことを思うくらい無駄だなと思ってしまいました。でも最後にトリニティを救うか人類を救うかみたいな究極の選択に迫られるネオがトリニティを選択する行動に説得力をもたせるためにそうしたのだということがわかりますが、いやもうわかってるから・・・とも感じます。

 

アクションは相変わらず普通にカッコいいです。OP&終盤のトリニティが撃たれるに至るまでの攻防、モーフィアスのポン刀アクション、ネオに至ってはスーパーマンとか鉄腕アトムみたいになちゃっています。ネオの中盤の屋敷のエントランスでの雑多な種類の武器を用いたアクションシーン、セラフ戦、最後のスミス戦、モーフィアス、トリニティの霊体になって壁をすり抜けてくる敵との長いカーチェイスバトルなんかがありますけど、個人的に一番かっこいいなと思ったのは最初のスミス戦ですね。いっぱい出てくるとこです。

 

最初はああいつものワイヤーアクションねと思いきや、近くにあった鉄柱をぶち抜いてヒュンヒュンヒュンと宙を舞いそこから昔はやった無双系のゲームの如く敵たちをなぎ倒していくアクションシーンが特にかっこよかったです。というか全体的に特殊効果演出が前作よりこなれてきた感があり節目節目で爆発とともに徐々に2台のトラックが潰れていったり、ビルが波打った後にガラスがバリバリ木っ端微塵に割れるとかいうビジュアルにはやっぱり心奪われます。

 

映像衝撃度は流石に初出の前作が上ですけど、更にそこから伸ばしていって洗練されているように思います。