2012年。
ソウシリーズの制作陣が関わっている作品のようです。
勘違いでソウの2作目と思って鑑賞したので作風に困惑しました。
ヒールである顔に黒い袋をかぶった男はしゃべらないけど、軍人相手に圧倒するほどの身体能力、ナイフ術を身に着けています。
ストーリーは、大富豪の娘的な人が親父に内緒で羽目を外しに悪い友達の誘いでクラブに行きそこで事件に巻き込まれるという感じです。
娘を救出するために、SWAT的な人たちでチームが編成され、そこにとんでもない修羅場を経験し唯一生き残った的な犯罪者をチームに加え罠の張り巡らされた敵のアジトに潜入し救出するために頑張るという流れです。
ソウのようにすでにどうしようもなく理不尽な状況で行われる心理ゲームという感じじゃなく普通のグロいアクション映画という感じです。ターミーネーター的な。
なので全編を通してあまり個性的なものは感じられません。
序盤のクラブで客がまとめてミンチになったり押しつぶされて血肉の塊と化すシーンは良かったです。なぜかマリオワールドの仕掛けを思い出しました。
最後は、え?誰なのよという感じで終わりましたが、いや、本当に犯人はなんのためにあんなことをしたんでしょう?
でもハッピーエンドっぽい感じです。
それなりに楽しめました。