【映画感想】塔の上のラプンツェル (2010)
2010年のディズニー映画。
全編に渡りCGが綺麗です。2010年といえばトイ・ストーリー3を見たときにも思ったんですけど今から10年前なんですけどグラフィックすげーと思ってしまいます。今のディズニー映画はわからないんですけどもう10年前にすでに完成されているようにすら思います。
印象に残ったシーンはやっぱりコムローイ祭りのシーンですね。とても綺麗で最高の見せ場でした。
髪型については長い髪時代のほうが好みですね。
作中で絶対これ髪切るとこあんなと思いつつも、それすら忘れてストーリーに没頭していたので最後に髪切った時はあ!と思いました。と同時にああ、こうなるのねと思いました。毛根から出てる部分は無事で金髪のままだと思いましたが全部無効になり茶髪になるんかいと。
それにしても白馬がやたら優秀で間違いなくMVPですね。キャラも立ってるし出番も多いし頭もいいし強い。
酒場にいた強面連中もいいやつで細かいことは置いておいて歌で仲良くなっちゃうのはいいですね。悪役はフリンとつるんでいた二人と魔女だけでした。
個人的には物語を見ている時にずっと魔女に育てられた18年間のほうが気になりました。
家の外には出られないけど虐待されているという感じもしなかったしどんな親子関係(ニセですが)だったのか気になりました。
娘のプレゼントをとってくるために3日間旅に出るような結構いいやつなんじゃないかとも思いました。まぁ私利私欲のためだけにラプンツェルを利用しているだけなので性根の腐った人物というのは伝わってきましたしあまりいいやつにしてもストーリーでいいたいことについてブレが出てくるのでしょうがないとは思いますけど、そうは言っても改心パターンを期待する自分が少しいました。娘と過ごした日々が蘇って最後の最後で親心をみせる・・・でもそれじゃらしくないし駄作になるんですよねきっと。
やっぱディズニー映画は安定してますね。お子様向けで家族で見てもお茶の間は凍りつかないという安心感もあります。