1991年。
ユニバのバックドラフトのアトラクションは体験したことがある(熱い!)んですが、元ネタのバックドラフトの映画は見たことがありませんでした。
今回初見です。
消防士モノでカート・ラッセル、ロバート・デ・ニーロなどが出ています。
ラストの火災現場でユニバのバックドラフトの記憶が鮮明に蘇ってきました。セットがまんまユニバでみたものだったので。
その前にOPの曲で料理の鉄人を思い出しました。
バックドラフトのサントラが元ネタだと初めて知りました。
ストーリーは味方の中に犯人がいてそいつを突き止めるサスペンス要素もありますが、見どころは火の中で消火活動したりするシーンです。圧倒的炎の描写。
犯人と対決するカート・ラッセルのくだり(クライマックス)が素晴らしい。
一時は主人公兄弟を殺そうとしますが、良心の呵責を感じて断念する犯人の表情。それから爆発。ラッセルは犯人の手を掴みつつ片手で今にも落ちそうな状態。
最後に犯人を見捨てずに一緒に落ちたときはえ?と思いましたがなんとも言い得ぬ感動が襲ってきました。
これぞ男の生き様。めっちゃかっこよかったです。しびれました。
その後ものすごい火炎の中で神がかった消火活動をする弟もかっこいいです。まさに雄姿です。
そしてラッセルの最期。
看取る弟。
心に来ます。心が動かされました。
そしてラストは元凶をやっつけてスッキリ。失ったものはデカイけどそれすら抱えて生きていく弟が後輩に指導する様もやっぱりかっこいい。
思った以上に興奮する作品。良いです。見てよかった。