映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ブレイブ ワン (2007)

2007年公開。

ジョディ・フォスター主演。

 

以前見た映画。冒頭の暴行のシーンは胸糞悪いです。病院に運ばれてきてからの描写も血だらけでグロく、ペッティングの回想と相まって気持ち悪くなります。

PTSDのようになり街の全てにビビってしまうという描写もわかります。

しかし拳銃を購入するというのはわかりませんでした。

そして初めての発泡。からのタバコを吸って強がるというのも精神を安定させるためなんじゃないかと思いました。弱みがある人間は得てして強がったり高圧的になる者でしょうから。

と思いましたけど「キレちまった」のかもしれませんね。

 

今見るとなんとなく前半はホアキンのジョーカー(2019)に似ています。冒頭の暴行シーン、拳銃を手にしてから変わってったり、地下鉄での殺人とエピソードが似ています。

 

後半は今見ると重いですね。ジョディが犯人が撮影した動画を見て泣き崩れマーサー刑事に送信するシーンは辛いものがあります。

ラストの展開に関しては以前見た時は刑事が復讐に加担する(正当防衛を偽装するために肩も撃たせる)という予想だにしない展開でそんなのあり?と思いましたが今回もやっぱりそう思いました(笑)。そこまで肩入れする関係でもなかろうにと思ってしまいます。

 

とは言えジョディ・フォスターの演技は引き込まれましたし、登場人物も少ないので心理描写も丁寧になされている(ラスト以外)は真面目な映画だと思いました。よく考えると劇中で殺人しまくってますけど。