【映画感想】ベスト・キッド(1984)
1984年。
ミヤギさんが出てくる最初のベスト・キッドです。
6,7年くらい前に一度観たことがあります。
その時は割と好評だったんですけど、改めて観てもやっぱいいなと思いました。
ストーリーは
新しい地に越してきた母子。
息子(主人公)が洗礼で男(空手有段者)軽くボコられます。
彼女が出来ます。
ボコった男は彼女に思いを寄せてますが、彼女は嫌ってます。
息子はボコられた腹いせにいじわるしますがバレます。
5人にボコられます。
ミヤギさんが助けに来ます。
ミヤギさんが追っ払った男たちが通う空手道場に赴きます。
そして空手選手権までに主人公鍛えるからそれまで手を出すなと約束させます。
そこから鍛錬の日々がはじまるかと思いきや、雑用の日々がはじまります。
ところが・・・という流れです。
まず、ストーリーがシンプルなのがいいです。
最初からごちゃごちゃ出てこられるときついため、これは大事なことです。
キャラではミヤギさんがナイスです。一挙手一投足に説得力があり目の強さもあって達人キャラをうまく演じています。
改めて見ると、道場のおっさんが一番のクソ野郎ですね。ジャイアン的な生徒は戸惑っていたし(命令通りに弱点を攻めたものの)まだマシです。
最後の決め技が意外。
そして同時に伏線回収となっていて思わず舌を巻きました。
あの時のポーズはこういうことだったのかと。
単なるバランス取りの訓練かと思いきや、そこからさらに一段階あったというのが良いです。
そういう意外性もありつつ、王道のサクセスストーリーに仕上がっていて完成度は高いですね。
(当方空手は知りません)
しかしながら、主人公は結構劇中でリア充しているんですよね。
鍛錬中も息抜きで彼女とデートなんかしてましたし。